グレン・グールド「バッハ フーガの技法・インヴェンションとシンフォニア」

グールドづいてます。すっげえ良い! 聴いていてドキドキするピアノなんて、本当に初めてだ。(いや、ピアノソロってあんまり聴いたことはないんだけど) フーガの技法ではオルガンを披露。オルガンといえば重厚長大な演奏ってイメージだったんだけど、グールドは歌うように軽やかにオルガンを響かせている。インヴェンションとシンフォニアでは、そのピアノでの表現に、ぼくはずっとドキドキしっぱなしだ。今更だけど、こんな音楽に関する知識のない僕でも深く入り込んでしまうグールドって、やっぱり凄すぎ。なんかもう、グールドであればどんなものでも全て聴いてしまいたい気分だ。っていうか、こんな名演奏が1500円ぐらいで楽しめるなんて信じられない。すげえ嬉しい!