メンバーの人数が内蔵するもの

今日のハロコン℃-uteの追加メンバーが発表されたそうですね。ハロプロエッグから有原栞菜ちゃんが一人加わって、総勢8人になるそうです。
ハロプロキッズは15人で選ばれ、うち8人がBerryz工房で'04〜'05年の活躍となりました。8人組の強さって言うのは、ユニットを4×4でまとまりよく割れること。Berryz工房大躍進のきっかけである「スッペシャル ジェネレ〜ション」は、ボーカル4×バックダンサー4と、それを端的に表しています。
はじめから、ある程度型を作ってそこにはめ込んでいくというのは、成長を促しファンを獲得する上で重要な要素だと考えます。わかりやすさという点で、非常に大きな力を持ってますしね。その一方で、はじめに決めた型が、成長とともに重荷になるケースがままあります。全体の成長が従来の型では収まりきれなくなったとき、メンバーにもファンにも不満が出てきてしまう。「こんなパフォーマンスのはずがない。もっと、本当の実力を見たい!」ってね。
今のBerryz工房は、石村舞波ちゃんが卒業し、7人です。7人と言うことは、4×3と言う分け方になってしまい、どうしても割り振りが難しくなってしまいます。しかし、だからこそ、可能性も大きく広がったと私は考えます。この2年の活躍で、彼女たちは大きく成長しています。つまり、状況に合わせた活躍が個々でも集団でも出来る状態にあります。あとはディレクターの腕の見せ所です。ディレクターがどれだけ彼女たちを知り、彼女たちを生かせる組み合わせを、楽曲ごとに作り上げることが出来るかにかかってきます。僕は彼女たちのパフォーマンスの良さを知ってますし、「夢でドゥーアップ」で見せた素晴らしすぎる采配を振ったBerryz工房担当のディレクターを信用したい。
そして、7人になった最初のシングルとして出てきたのが「ギャグ100回分愛してください」です。メインを嗣永桃子一人に絞り、決め技である「のにゅ」を徳永千奈実に任せた。今までとは全く違う割り振り。ここにこそ、7人の新生Berryz工房の大いなる可能性を感じるのです。GJ!ディレクター!今回は桃子ちゃんメインでしょうが、次は決まった楽曲によって最善の可変性を別に追求するでしょう。それだけのパフォーマンスが今のBerryz工房にはあるのだから。
一部で出ている6人説については与しません。6人になって、確かに編成的なバランスはとれるでしょう。でも、それはファンを裏切ることであり、7人であるところのBerryz工房の可能性を狭めるものでしかないと、私は考えます。
6人だなんて、まさに、裏切り行為だよなぁ・・・。
話を℃-uteに戻します。8人の新生℃-ute。キッズ7人にエッグ1人と言う点ではバランスが悪いと感じる方もいるかもしれません。しかし、僕はそれほど心配はしていません。一つは「型にはめる」という点で安心感がもてること。そしてもう一つは、彼女たちの苦労はこれから始まるのだと言うこと。これから8人は艱難辛苦をともに過ごすことになるのです。これからの活動こそが、彼女たちを深く繋げていくと確信が持てます。あとは、ディレクターの細かい気遣いと、年長組による温かい目と自覚があればなにも恐れるものはないと考えています。
これからの大きな可能性に胸をドキドキさせながら、新生Berryz工房も、新生℃-uteも、どんどん応援していきます!