読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Berryz工房コンサートツアー2006春 にょきにょきチャンピオン ONステージ

東京厚生年金会館、夜の公演。開場から10分ほどして会場に入る。2階ファミリー席。最前。中央気味。ステージの全貌がくまなく確認でき、それでいて各メンバーの表情までもが裸眼で見て取れる良所。でも、実際その席に座って確認すると、想像以上に素晴らしい席だった。1階の最前とかよりも、もっともっとステージを堪能できる場所だった。
席に着く。開始まではまだ時間があるので、ステージ付近に立っている警備員で、双眼鏡の焦点を合わせる作業。双眼鏡を覗いてもやっぱり素晴らしい席。目の前には手すりがあり、身を乗り出してステージの様子を見るには最適だ。
左は4人の親子連れ。30代ぐらいのお父さんお母さんに挟まれて、小さな男の子が二人。必死で双眼鏡をいじっている男の子が妙にいじらしくって、そしてこんなBerryzファンがいてくれて、とても幸せな気分になる。右は20代はじめから半ばの男2人連れ。一人は熊井ちゃんのファンらしく、熱く語っていた。でも、全く迷惑なヒトたちではなく、むしろ礼儀正しい良い人たちで、かなりほっと胸をなで下ろした。
定時。開演。「Berryz工房行進曲」から始まる、緩急の効いた絶妙のセットリスト。僕はすぐに、周りのことなんか忘れて、その世界に入り浸った。
02「ギャグ100回分愛してください」。この曲はメインが嗣永桃子で、PVや出演音楽番組でのイメージが完全に嗣永桃子の一人舞台だった。だが、このコンサートでは彼女たち全体の躍動感が素晴らしすぎて、そんなことはひとつも感じなかった。まさに、Berryz工房の「ギャグ100回分愛してください」だった。
03「恋の呪縛」。ダンスがとても可愛らしく、それでいてカッコイイこの曲。この曲では自分の中で絶対に確認しなければならない事があって、それは嗣永桃子ちゃんのステップ。清水佐紀ちゃんとかもしっかりと基本のステップを踏んでいるのだけど、桃子ちゃんのそれはひと味もふた味も違う。脚を上げる角度があり得ないくらい可愛らしい角度なのだ。それを確認し、安心した後に心に焼き付けた。あと、「恋の呪縛」の所では、本当にみんなに呪縛にかけられたみたいだった。
MC。自己紹介。いつものBerryz工房で安心&一休み。でも、Berryz工房のみんなも、本当にMCを自然にこなせるようになったんだと感慨深いものもあった。
04「ジリリ キテル」。まず確認すべきは、マイクがヘッドセットバージョンであるかハンドマイクであるか。躍動感豊かな曲とダンスだけに、事前の希望としてはヘッドセットをつけフリーハンドのダンスを見たかったのだ。しかし、ここはスポフェスと同じくハンドマイクだった。ちょっと落胆したが、見ている内にどんどん引き込まれた。これは凄い。心臓を打ち抜かれたかのようにショックを受けた。ひたすらに格好良かった。
05「秘密のウ・タ・ヒ・メ」。この曲、歌唱力がついてきてい無く感じ、実はCDで聴いていてもあまり好きではなかった。でも、このこのコンサートでは素直に聴くことが出来た。それは必死に歌っていた彼女たちの表情がそうさせたのかもしれない。また、振り付けが可愛い。これはもう一度よくチェックしないとね。
06「21時までのシンデレラ」。すんごく楽しくなってきたのを覚えている。始まってからは衝撃の連続で、それこそ圧倒されていたのだけど、このころようやく彼女たちの表現を死んで受け止められたんだと思う。振りマネとかは苦手なんだけど、この曲のティアラを作る振りは曲ととても合っていて絶妙。彼女たちとの一体感を味わった。
07「さぼり」。これが来たときは席からすっこけてしまった。「ここで来るかぁ〜!」って。「憎いねえ!」って。感嘆。CDを聴いているときは嗣永桃子イメージ一色だったこの曲も、全体のステージを通してみると全く違うBerryz工房全体のイメージがわいてきた。具体的に言うと、次の寸劇も含めて清水佐紀ちゃんのイメージが膨らんだ。これはとても意外なことだった。
寸劇。バスケ部の寸劇なのだけど、とてつもなく楽しい寸劇だった。これははっきり言って意外。ハロプロの寸劇というと、Berryz工房も含めて残念なものしか浮かばなかった。が、これは普通に聴いていても楽しいし、Berryzをより知っているともっと楽しい。しかも、この寸劇は曲のイメージを膨らませてくれる寸劇でもあった。スタッフ。やるなぁ・・・。
08「女子バスケット部〜練習あった日の髪型〜」。寸劇の流れを継いで、イメージを膨らませたまま突入。異色な曲ではあるけれど、その異色さを生かしたダンスはなかなかに楽しかった。ハヒホーとか、曲だけ聴いてたんじゃわからない楽しさ満開。
09「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」。ここで「なん恋」ですよ。一気にヒートアップ。なんたって、Berryz工房で僕が一番好きな曲でスモン。今回はスイッチオンとは違い、感想の激しいダンスもそのまま。これはとても嬉しい。舞波の決め手至らすとのシュートは、清水佐紀ちゃんが決めてたのかな。ひたすら曲に没頭。
PV「愛する人の名前を日記に」。熊井友理奈卒業企画。各メンバーが映るアップの画はあまり良くなかったが、不釣り合いな赤いランドセルを背に自由奔放に河川敷を歩き回る友理奈の表情があまりに素晴らしすぎた。最後は映像に合わせてステージに上がって来、ランドセルを置いて卒業を演出。もうすでに4月1日なので説得力はないけど、でも思いに残るものがあった。
10「BERRY FIELDS」。前回のコンサートを思い出して、なんだかもう終わりのような気がしてしまったのは内緒のお話。涙じゃない「BERRY FIELDS」も良いものだね。PVの余韻を上手く繋いでいた。
11「かっちょええ! 」。前回のコンサートでは3人のみだったこの「かっちょええ! 」。今回は全員で歌い踊ります。とにかくノリが良い。DVDでは見られなかった、この曲ならではのダンスの躍動感が確かに伝わってきた。現場にいる幸せ。
12「あなたなしでは生きてゆけない 」。正直「あななし」は食傷気味だったんだけど、夏焼雅菅谷梨沙子のカッコイイコンビの演出にはグッと来た。確実なる成長を実感。中盤から曲調が代わり、清水佐紀ちゃんが登場。目で追えないほどの激しいダンス・ダンス・ダンス夏焼雅ちゃんや菅谷梨沙子ちゃんですら、添え物になってしまうほど。ただ、「凄いなぁ」と思う一方で寂しい気も。そりゃあ佐紀ちゃんは凄い。でも、僕が欲している佐紀ちゃんってのは「ダンスが出来る佐紀ちゃん」では無くって「Berryz工房清水佐紀ちゃん」なんだな。それが強く意識されてしまった。
13「安心感」。もともと熊井友理奈ちゃんの印象が強いこの曲。ついにソロで歌わせちゃってます。森高千里ばりの衣装にちょっと驚いたけど、すぐに慣れる。でも、隣の家族連れは驚きっぱなしだったんじゃないかなあ。でも、圧倒的に熊井ちゃんだった。この曲のコールは凄すぎる。熊井ちゃん一色。
14「夢でドゥーアップ 」。嗣永桃子須藤茉麻徳永千奈美の3人。嗣永さんが圧倒的。ステージ上にあるタケノコのオブジェに火を灯す振り付けがあるのだけど、その火の付け方が圧倒的に可愛らしい嗣永さんは、やっぱり凄い。でも、意外と、女の子らしい格好がまんざらでもない様子の須藤茉麻ちゃんは、その存在自体が可愛らしく思えた。
15「恋してる時はいつも…」。・・・・・・。待ちに待ったこの曲が来ました。イントロが聞こえた時点で椅子に深く腰をかけました。この曲を生で聴くからにはそれなりの心構えが必要だからね。彼女たちから発せられる、思いのこもった歌声が美しく響いていました。ちょっとCDを聴きすぎたのは失敗だったけど、それでもこの歌を彼女たちがこの場所で歌っているという事実には敵わない。ラスト。一人、また一人とステージを去る演出。これも曲のイメージにBerryz工房というユニットを重ね合わせていて、上手いと感じた。スタッフGJ!!
16「ピリリと行こう!」。正直「なんだ、ピリリかよ」と落ち込みました。「ピリリ」って今ひとつ好きな曲じゃないしね。食傷だし。でも、アレンジが代わり、ダンスバージョンになった頃から胸から熱いものが湧き上がってきた。これか!これが今のBerryz工房なのか!と、苦手な「ピリリ」なのに思った。やっぱり今のBerryz工房は昔のそれじゃない。確実なる成長を見て取れた。
17「ハピネス〜幸福歓迎!〜」。可愛らしい。ハピネスは、ひたすら可愛らしい。表情も含めて、実に楽しみ甲斐のある内容。あまりの充実感。
18「スッペシャルジェネレ〜ション」。ハピネスのラストの体型からスペジェネの始めに繋がる。熱さから熱さへの橋渡し。これで盛り上がらなければヒトじゃない。ここはひたすらにバーニング。感情に流されるまま、彼女たちに従うまま。改めてスペジェネの偉大さを知った。
MC 一時はける。仮の締め。満足感に包まれてしまいアンコールをするだけの力が出なかった。
19「友情 純情 Oh 青春」。戻ってくるなりテンションの高いこの曲。燃え尽きるまで入り込まなきゃ嘘でしょう。不意に頭の片隅でもう一人の僕が「もう少しで終わっちゃうよ」と囁く。寂しさと未練と、そして情熱!
20「ありがとう!おともだち 」。ラストは「ありがとう!おともだち」だった。余韻なんか残さず、カラっとお別れ。また明日! だって、Berryz工房はこれからもずっとずっと、そこにあるんだから。何かそんなイメージが浮かんで来た。
心躍る気持ちのまま、早急に開場を去る。大丈夫。元気いっぱいだ。月曜からの仕事を頑張ろう。そしてきっとまた、彼女たちに会いに行こう。ありがとう!