超星艦隊セイザーX 第25話 変わり始めた歴史

巨大ロボの大混戦。いやー、凄い! あんな動きにくいスーツなのに、しっかりアクションをしている。そしてアクションを見せながら、しかも最後はしっかりとストーリーをまとめ上げるし。はじめは違和感ありありだった着ぐるみと人間の恋模様も、しっかりとストーリーを与えることで引き込まれるまでになってるし。「人を好きになると言うのは努力することではないだ」「これは恋だからだあ」「タクトのような、人を思う優しい心が、私は好きだあ」サンダーラの意地らしさにホロっと来てしまった。人の優しさを追求するサンダーラの子孫が冷血のグローザで、サンダーラが去ったことでグローザが消えると言うことが指し示すもの。歴史が変わると言うこと。それは宇宙海賊にとっても「心」の部分での変化でもある。「恋する心が未来を変えた」 それでも、消滅してしまったグローザも、恋に破れたブレちゃんも、一抹の寂しさを与えてくれる。やっぱセイザーXは良いな。