芸工祭 with DVLライブ @ 九州大学大橋キャンパス 13:00- 15:00-


小雨降る肌寒い中、12時すぎに会場着。メインステージかなと思ったのだけど、メイン会場から少し離れた、地域の皆様がフリーマーケットを開いている体育館が会場でした。ただ、当日が雨で寒かったのと、学生には健全すぎる時間帯だったことで、メインステージにもほとんど観客はおらず、結果的にはそれほど差があったようには見えませんでした。
ステージは手作り感溢れており、照明の暗さと音響にやや難ありでした。でも、学生さんが自分たちでDVLをプロデュースしようという、そのことの方が心にグッと来ましたね。
12時すぎの段階ではDVL目当ての客はほとんどおらず、12時半すぎにまた訪れるといつものヲタ方々がスタンバっていました。ただ、突然の発表だったためか、それでも集客は厳しい感じでしたね。最終的に、スタッフ以外のヲタ客は自分を入れても4〜5人ぐらいだったでしょうか。あとはポツポツと一般の方(フリマに出店してる人・家族友人等)がいらっしゃったぐらい。集まったのは計20人ぐらいでしょうか。
12:50。DVLメンバーの会場入り。衣装の上に私服で羽織る感じ。13:00を少し過ぎてステージ開始。セットリストはオフィシャルにもある通り、以下。

  • 1.Happy Talk
  • MC
  • 2.Dance Number
  • 3.Jump & Stomp
  • 4.Root2
  • 5.ママのニューバッグ
  • MC
  • 6.君だけのストーリー
  • 7.真夜中の日記
  • 8.拝啓オヤジ様!

そうです!! 新しいセットリストです!! これまでの基本のセットリストに「1.Happy Talk」と「4.Root2」が加わってました。これには純粋に驚きました。そして凄く嬉しかったです。

「1.Happy Talk」を歌うのは安部奈津希・石丸雅理・田中彩友美の3人。3人が出てきた時点でようやく、何故ステージにスタンドマイクが3本立っていたのかわかりました。3人とも黒のインナーにあずき色のジャケットという揃いの衣装で、両手にはかわいいぬいぐるみを持っています。この両手のぬいぐるみたちが会話をする様に歌っていました。演出が効いているので、歌というよりは演劇の延長というイメージですね。笑顔とか驚いた様子の演技がとても可愛らしかったです。これは演技も勉強するアクティブ・ハカタという事務所の旨味を生かした曲かもしれませんね。歌詞は英語でしたが、彼女たちはそつなくこなしていました。曲はシンプルにピアノの伴奏。この演目、なかなか面白い試みだと思いました。
MC。うみなつこさんがDVLの紹介。DVLのみんなが活躍中であることをお知らせしていました。DVLが学祭でライブをするのが初めてであるったってことが新しい話題かな。うみさん自身がひさしぶりの学祭ということをおっしゃており、なぜかうみなつこさんの大学生時代を夢想してみたりしました。

「2.Dance Namber」「3.Jump & Stomp」はいつもの流れです。ただ、いつもに比べるとみんなダンスに切れがないように感じられました。特にステップが甘かったかなあ。ステージ台が弱かったのかなあとも思ったんですが、13時からの1回目と15時からの2回目では、明らかに2回目の方が動きが良かったので、身体が温まってなかったのかなとか思ったりしました。

「4.Root2」も新曲。こちらは、横溝有希・八木裕紀乃・平松沙也香・鷲尾美紀によるダンスナンバーでした。衣装は、白のインナーにジーンズ生地のツナギ。このツナギの着崩し方が一人一人違っていて面白いですね。この4人がメインとなってのダンスはとても興味をそそられました。DVLのダンスでいつも目をひく横溝有希ちゃんと八木裕紀乃ちゃんの踊りを存分に堪能できますからね。このステージで彼女たちのダンスの特徴をかなり掴むことが出来ました。八木裕紀乃ちゃんはとにかく身体の使い方が上手い。そして横溝有希ちゃんは魅せ方が上手い。2人を見ていると同じ振付のダンスなのに個性の違いがはっきり出てきますね。でも、どちらにも魅了される。ダンスの基礎がしっかりしているから表情やちょっとした仕草にも気を配る余裕がありますね。鷲尾美紀ちゃんはダンスをきっちり踊っています。動きもきびきびしていてコントロールが効いてますね。ただ、ダンス以外の部分で余裕が持ててるかと言えばまだまだかな。平松沙也香ちゃんはまだまだダンスにも余裕がない感じ。動きが小さくなっているし、表情にも余裕が感じられません。ただステップに関してはきっちりこなしていましたし、これに表情や大きな動きが加わればもっともっと良くなる気がします。これからの成長が期待大です。ダンスの振付は、最初のダンスナンバーと同じ人が担当してるのかな。全く違ったジャンルのダンスで変化をつけるともっと面白そうなんですけどね。あともうちょっと激しさも欲しかったかも。でも、大満足。

「5.ママのニューバッグ」。この曲のメインである安部奈津希ちゃん用に用意された、ステージ前のちょっと小さなお立ち台が、手作り感溢れててイイですね。岩橋那奈ちゃんのかげに隠れる振付が大好きです。岩橋那奈ちゃんと石丸雅理ちゃんとの表情が良かったです。矢野樹里ちゃんと田中彩友美ちゃんはダンスが上達しているように感じました。でも、いつも思うんですが、この曲っていつも歌がCD音源ですよね。歌い出しの部分で毎回ずっこけてしまいます。激しい動きが多いからそうなるのかなあとも思うんですが、安部奈津希ちゃんなら生歌でいけると思うんですけどねえ。
MC。それぞれが考えた自己紹介を発表。これについては素敵すぎたので別エントリーで後日書きたいと思います。そして田中彩友美ちゃんの紹介。ピチレでの活躍やらPURE2でのロンググラビアについて。月に1〜2回東京で撮影があり、最近ではポーズを考えるようになって、どう服を生かすポーズをとるかを考えるのが楽しいとのこと。ロンググラビアについては、ファッション誌とは違った魅力が出ていると思います、とのことでした。

「6.君だけのストーリー」。三角えみりちゃん、かなり気合いが入ってました。特に2回目では歌のラストに大きな変化をつけて歌いきったという感じでしょうか。もっと高音に抜ければ爽快感がもっともっと高まったんでしょうけど、こういう事を試みるって事が気持ちいいですね。あと横溝有希さんが表情・ダンス共、最強でした。

「7.真夜中の日記」。私が見に行けなかった前回のマイングライブにて変更が加わった「真夜中の日記」ですが、ようやく見ることが出来ました。田中彩友美ちゃんがピンク、石丸雅理ちゃんがイエローのドレスです。これはかわいい!! そして新たに加わったものがもうひとつ。一脚の椅子です。この椅子が上手く利用されていて、この曲が持つ世界観を広げてくれます。この椅子によって、「Happy Talk」と同様の演劇的要素が強まっているように感じました。歌での表現を補完するという意味では面白いですね。そして椅子一つで生まれる変化というのも興味深いです。石丸雅理ちゃんのボーカルが素敵でした。

「8.拝啓オヤジ様!」ラストはやっぱりこの曲ですね。リズムに乗って心踊る楽しい時間です!! ボーカル、ダンス、全てが楽しくってしょうがないです。今回は特に三角えみりちゃんのダンスが切れてましたね。「すんげえ動き...」と一瞬見とれてしまいました。
約40分。ステージのあとは楽しい物販。私は1ステージ1枚購入をデフォルトにしているんですが、今回は割と一般の方も購入されてましたね。ノリの良い曲ですし、ずっと楽しめるんじゃないかと思います。
さて、今回のステージですが、最初は集客面で不安も覚えていましたが、終わってみると大満足!! やっぱり行って良かった!!と心の底から思いました。ステージを存分堪能できましたし、DVLのメンバーの色々な面をまた発見することが出来ましたしね。仕事で抱えた鬱々とした気持ちが一気にスカッとしましたよ。やっぱDVLいいわ。DVL大好き。大満足。
上で書き忘れたこと。マイングブログで勉強に専念と書いてて、ひょっとしたら今回の(というか、来年の4月まで)出番は無しかなと思ってた石丸雅理ちゃんの顔が見れたときは、正直心躍りました。石丸雅理ちゃんの表情もかなり良かったですし、何か妙に安心しました。あと、平松沙也香ちゃんの髪型が1ステージ目と2ステージ目で変わってました。1ステージ目はおでこを出してて、「あんまり見ない髪型だけど可愛いなあ」とか思ってて、2ステージ目で見ると突然前髪を下ろしてサイドを編み込んでたりしてて、こっちも可愛いなとか思ってました。でも、やっぱり急な変化に最初は驚きました。が、二度楽しめるのは大歓迎です。
こんな長文を読んでくださいまして、本当にありがとうございます。