DVL Live @ ふれあいフェスタin高森寮

熊本は阿蘇五岳のひとつ、根子岳のお膝元である阿蘇郡高森町でのイベントでした。何気に熊本でのイベントは初めて見るかも。他県でのイベントといえば、2006年10月1日に開かれた佐賀県での「DVL Special Live「サガんまつり」@佐賀県総合運動場 - mfluderの日記」を思い出しますね。寒いかなとも思っていたのですが天気は良すぎるほどで、日差しも強く、日向は暑いくらいでした。
1回20分。12:30からと14:55からの2回公演。1回目は強い日差しの中、2回目は曇り空のなかでのステージとなりました。舞台は割とガッシリ作られた広いステージで、迫力がありました。撮影環境としては、光源は強かったものの、あまり良好ではなかったかも。強い光でみんな割と眩しそうな顔をしていたことと、すぐ隣に植わっている木のせいでステージ左側だけが影になっていたことが原因かな。
メンバーは遠征ということもあり、10人態勢。田中彩友美、石丸雅理、八木裕紀乃、三角えみり、岩橋那奈鷲尾美紀、矢野樹里、阿部美紀、四宮なぎさ、阿部暖(敬称略)。みなさん前日入りしていらっしゃったようですね。(参照) スタッフの方も多数いらっしゃってまして、バックサポートも万全だったのでしょう。
セットリストは以下。

  • 1.「未来へのドア」(石丸雅理)
  • MC(石丸雅理)
  • 2.「アップルパイ」(四宮なぎさ、阿部暖)
  • 3.「君だけのストーリー」(V:三角えみり D:八木裕紀乃、岩橋那奈鷲尾美紀、阿部美紀)
  • 4.「ママのニューバッグ」(V:四宮なぎさ VD:田中彩友美、石丸雅理 BD:矢野樹里、阿部暖)
  • MC(石丸雅理)
  • 5.「拝啓オヤジ様!」(MV:田中彩友美 RD:三角えみり、岩橋那奈 BD:八木裕紀乃、鷲尾美紀、矢野樹里、阿部美紀、四宮なぎさ、阿部暖)
  • 挨拶(全員)

遠距離移動と前泊の影響が心配されましたが、それほど疲れは感じなかったかな。ちょっと阿部暖ちゃんの表情が硬直的だったような気もしましたが、2回目のステージはいつも通りの笑顔に戻っていましたし。広いステージが映えていたのは石丸雅理さんと八木裕紀乃さん。このふたりのパフォーマンスが特に目につきました。やっぱりさすがのふたりですな。
1.「未来へのドア」(石丸雅理)。いきなり「未来へのドア」というのにちょっと驚きました。衣装はいつもので、髪型はふたつ結び。いつものように、感情を歌にのせて歌う石丸雅理さんの素敵さにほれぼれしますね。これは生歌でしたね。機材の関係か高音の伸びがちょっと足りなかったのと、力の抜きがあればもっともっと良くなるんだろうなーとか思いながらも、その作り出される世界観に引き込まれました。


MCは石丸雅理さんひとりで。本日のイベントに呼んでいただいたことの感謝や、DVLの紹介など。曲目についても説明があり、「未来へのドア」を「みんなへの応援歌」と言ってましたね。途中でちょっと詰まったりもしましたが微笑ましいMCでした。

2曲目は、お馴染み四宮なぎささんと阿部暖さんという超豪華ユニットによる「アップルパイ」です。ふたりとも本当に素敵で可愛らしいのですが、ステージの見せ方には大きな個性の差を感じます。四宮なぎささんは、歌を歌うときダンスをするときに全体を眺め回し、口を大きく開け、表情豊かに歌い上げます。一方阿部暖さんはしなやかなで伸びのあるダンスと自然な表情がとても魅力的。似ているようでそれぞれに違った魅力を持ったふたりがシンクロして歌うこの曲だけに、ステージを見ていてとても楽しい気分になることが出来ます。ちょっと残念だったのは、歌が録音だったことかな。彼女たちなら充分生歌でいけると思うし、そのほうが迫力があって良いのにね。ま、のどは大事だし、しょうがない部分もあるかな。あと、阿部暖さんの表情に大人っぽさを感じたりしました。日々成長しているのかな。


3曲目は三角えみりさんメインの「君だけのストーリー」。白のハットに、裾が短めのジャケット。激しくも美しいダンスは八木裕紀乃さん、岩橋那奈さん、鷲尾美紀さん、阿部美紀さんと安定感抜群。今日の三角えみりさんはいつもよりも表情が軟らかくて、見ていて心癒されます。歌も生歌で、パワフルながら安心して聞いていられて「さすが!!」と思いました。バックダンサーの四人では、今日は特に八木裕紀乃さんの躍動感に富んだダンスが目につきました。岩橋那奈さんの体躯を生かした大きなダンスも良いし、鷲尾美紀さんの愛らしい笑顔も素敵です。鷲尾美紀さんのあの髪型も可愛いな。阿部美紀さんのダンスは、かなり雰囲気のあるものになってきましたね。あの髪も、表情と相まってダンスの演出としてカッコイイと思いました。


続けて4曲目は四宮なぎさちゃんをメインに、今日は田中彩友美さん、石丸雅理さん、矢野樹里さん、阿部暖さんの5人での「ママのニューバッグ」です。この組み合わせは初めて見ると思うんだけど、なかなかバランスが良いですね。いつもの多人数も良いんですが、これくらいの人数だと全体をも楽しく見えるし、一人一人も割とよく見ることが出来るのが良いな。四宮なぎさちゃんはこちらでも元気よくパワフルにステージでハジけてました。石丸雅理さんはふたつ結びで、なんども見ている衣装のはずなのになんだか新鮮。ものすごーく可愛くって、見ていてドキドキしちゃいました。田中彩友美さんはショートの髪型がバッチリ決まっててました。ダンスでは特にターンが綺麗に見えましたねえ。矢野樹里さんはますます背が伸びたみたいで、スレンダーさに磨きがかかっているように思えます。カッコイイな。笑顔も自然で、四宮なぎささんとのやりとりもバッチリ。阿部暖さんは、1回目のステージではちょっと疲れてるかなって感じでしたが、2回目のステージではいつも通りの素敵な笑顔としなやかなダンス。2回目のステージで、これがやっぱり阿部暖さんの魅力だなと再確認しました。


5人で一礼したあと、石丸雅理さんのMC。激しいダンスの後なのでちょっと息が切れてますが、それが本気度をよくあらわして良いな。どんたくで若者大賞を受賞したこと、この次の曲「拝啓オヤジ様」について、田中彩友美さんの活躍について、それぞれのメンバーの活躍についてなどをアピールしていました。石丸雅理さん自身についても「女優」という夢について、先般の2つの舞台出演と絡めてお話ししていましたね。

ラストはやっぱり「拝啓オヤジ様!」だよね!! MCをつとめた石丸雅理さんを除く9人での「拝啓オヤジ様!」でした。笑顔朗らかに、メインボーカルである田中彩友美さんが歌い上げます。田中彩友美さんの歌を聞いていて、「生歌」なのですが、声に張りも出てきっちり表現できていて、本当に成長を感じましたねえ。ラップ部分を担当するのは三角えみりさんと岩橋那奈さん。広いステージを存分に生かしたパフォーマンスでした。ラップ部分は、ここ最近の一人一人で分かれてやるのではなく、ふたり一緒に歌うという以前のラップに変更されてましたね。また、今回はメンバー編成の変更に伴って、細かい部分でダンスの編成が変わっていました。一番目についたのは、今までダンスの中心メンバーである八木裕紀乃さんと鷲尾美紀さんがやっていた歌の途中でスピーディーにステージ前部中央を交差するところを、四宮なぎささん&阿部暖さんがやっていたところかな。また、メインボーカル1・ラップ2・バックダンス3×2という編成も、全体的なバランスが良かったなあと思ったりしました。やっぱこの曲はちょうたのしいなあ。


最後は全員で挨拶。2回目のステージでは石丸雅理さんと田中彩友美さんで挨拶かかぶってしまうという微笑ましいトラブルも有りつつ、笑顔で手を振ってお別れ、でした。三角えみりさんの礼の仕方が凄い!!

以上が今日のDVLのステージパフォーマンスだったのですが、ほかにも、ラムネの早飲み大会や抽選会の景品にDVLのサイン色紙(寄せ書き)が当たったりと、DVLが高森寮フェスタに色々な形で関わってましたね。正直言って色紙がとても欲しくって、貰ったヒトと個別に大人の交渉をしようとまで考えましたが、さすがにお金で解決するのはイカンやろうと思いとどまりました(笑)。
そして、祭りの最後を彩る豪華景品付き大抽選会にもDVLのメンバーが出演です!! 石丸雅理さん・田中彩友美さん・三角えみりさん・岩橋那奈さんの4人が当たりクジを引く運命の女神役に大抜擢。この抽選会にはずっと出ずっぱりで、いつものステージでは見ることの出来ない表情も楽しむことが出来ました。なかでも田中彩友美さんは、引くクジ引くクジが空クジの場面があり、ちょっといじけ気味だったりしたのがすごーく可愛らしかったです。「次は田中さん」と言われてもいやいやと石丸雅理さんに引かせたりしてた様子が微笑ましすぎです。

こういう大きなお祭りでDVLのステージを存分に楽しみ、それでいてお祭りの運営にも大きくDVLを取り上げていただいて、祭りの場の雰囲気もとても暖かいものでした。ちょっと遠かったけど、行って良かったなあ。こういう素敵なお祭りに私が好きなDVLが関わってくれたことがとても嬉しいし、お祭りを通して素敵な時間を過ごすことが出来たなあと感慨深い思いを持ちました。お祭りでは多くのボランティアスタッフの方たちを見かけましたし、それ以外にもバックヤードで支えていた方々も多いのでしょう。それらの方々に、こんな素敵な体験をさせていただいたお礼を、このエントリにかえて述べさせていただきます。ありがとうございました。

DVL@ふれあいフェスタin高森寮_081012