真野恵里菜 インディーズ3rdシングル「ラララソソソ」発売記念 ミニ・ライブ&握手会 @ キャナルシティ博多

14時からと16時からの2回あったのですが、私が見たのは14時からの1回目。天気は小雨状態。家を出るときには土砂降りで、キャナルシティの特性上中止もあり得るかも、、、とドキドキしながらバスに乗り込んだのですが、杞憂に住んで良かったです。場所はいつものサンシャイン広場なのですが、お堀はすべて埋められていてテープで仕切ってある状態。ステージのかなり前の位置にキーボードが用意されていたのですが、これは雨のよけのためですね。ただ、それでもギリギリでステージ内はかなり濡れたのではないでしょうか。
予定では30分前から握手券付きCDの発売が始まるとのことでしたが、自分が現場についたのは開始45分前ぐらい。販売場所には既に長い列が出来ていたため、「最悪握手できなくても良いや」と列には並ばず、ステージ前にてポ主。おかげさまで最前にてステージを楽しむことが出来ました。
動員としては、ハロ系ながらも思ったよりも集まらなかったな、といった感じ。それでも一般のアーティストほどには集まっていたように思えます。コアな部分もそれほど根性入った濃い感じではなかったかな。
13:40過ぎからリハーサル。髪もセットし、衣装も着込んで、その上にスタジャンというかジャージを羽織った状態で真野ちゃん登場。「ラッキーオーラ」「マノピアノ」「たんぽぽ」「ラララ-ソソソ」の4曲。全体を流して確認と言うよりは、本当にリハらしく、ウォーミングアップといった感じでした。
14:00に定時の噴水。バシバシ上がってて迫力がありましたねえ。スタッフが写真に撮ってました。そして14:05からイベント開始。MCなしで、歌から入りました。セットリストは以下。

前記のように、とても距離が近いです。また、キャナルらしくクリスマス飾りが綺麗で、頭上のツリーも、背後のミニチュアも素敵で、真野ちゃんと共にとても絵になってました。
真野恵里菜さんは全身白で、一瞬発表会のドレスのようにも思えましたが、それよりもカジュアルな感じながらも下品ではないといった感じ。ブーツも白でした。髪型はパイナップルヘアー? 以下断片箇条書き。足ほそーい。耳がちっちゃいけれど、少し福耳。指が綺麗。笑顔がたえないなーなどと思いました。また、動画や写真などで勝手に「背が低い」とのイメージを持ってましたが、実物を見ると普通かそれより少し高いぐらい。まあ、矢島さんとかと比べると小さいんでしょうが、標準的な背の高さではないでしょうか。声は高めでキビキビとそれでいて優しく受け答えをする姿が印象的でした。
MCで言っていましたが「ハロプロで唯一の弾き語り」ということで、距離も近いことから演奏具合を見ていました。スコアボードもありましたが、基本全部暗譜していますね。暗譜しているから演奏も完璧かと思えば、そのあたりはちょっとまだ単純なミスが多く、このあたりはどうしてそうなるんだろう? 暗譜するぐらい弾き込んでいるのとは違うのかなあ? また、曲によって弾いている部分が違うのも興味深かったです。それについては以下。
ラッキーオーラ」では主にメロディー部分を弾いていて、歌い込むところでは鍵盤に手を添えている感じ。スロー部分では伴奏部分も弾いていたけれど、基本歌ってないところのメロディーを弾いている感じ。
「たんぽぽ」は出だしでミスしたりと、ちょっとメロディラインが複雑な曲である上「ラッキーオーラ」よりも弾き語り部分が多く、苦戦してましたね。なんでもこの全国キャンペーン用に練習した曲だそうです。カバーか。「ラッキーオーラ」よりも形として弾き語りにはなってましたが、それでも演奏と歌は別と行ったイメージでした。
これまでの曲から、基本メロディーラインを弾いて伴奏を弾かないという珍しい弾き語り方法だなあと思っていたら、「ラララ-ソソソ」では、その伴奏を主に弾いていました。まあ、通常弾き語りってメロディー部分を歌にするので、これが通常の弾き語りですよね。んで、わりとそつなくこなしている。この、曲によって弾く部分が違うと言うところは、どのあたりで線引きされているか、今回非常に気になりましたね。まあ、技術と時間と成長の兼ね合いなんではないかなと思うのですが。。。
歌も演奏も上手いといった感じではありませんが、きちんと目線も配ってましたし、全体的すべてに一生懸命にあたってましたので、総合的に見ると非常に好印象にうつりました。「ラララ-ソソソ」などではその一生懸命さから結構歌の世界に入り込めましたし、一生懸命だからこそミスも味に感じられました。そして、演奏も歌もガチっていうのも良いですね。生なので間違いも目立つけれど、それに対して誠実に対応している。実物を見るまではアイドルアイドルといったイメージでしたが、演奏・歌を聴いて、決して上手くはないけれど、彼女を音楽に携わる者として見ることができました。ハロプロ系では初めてかも。
MCについて。1回目のMCでは、1曲目の「ラッキーオーラ」について、そして自己紹介など。昨日の長崎に続き、「福岡にやってきましたー」といってました。2曲目の「たんぽぽ」は出だしでミス。素直に「すみません」と言って弾き直したのが印象的です。2回目のMCは、なぜか立ち上がってキーボードの横にて。「今日のイベントをずっと楽しみにしていて、でも雨でショックだった」とか、「昨日は雨が降らないようにてるてるぼうずも作ったんですよー」とか「でも効かなかった」とか。以前のイベント(川崎?)でも雨の時があったんだけどその時はお客さんが濡れるような場所で、今回はお客さんは濡れませんので大丈夫ですよとか。福岡については、作曲をしているKANの出身地である福岡で歌えて嬉しいとか、九州初上陸ですとか。お昼にキャナルシティを普通に歩いてお店を見て回ったけれど、買い物は出来なかったとか。「福岡は日帰りできるので、次回はぜひ買い物に来たい」と言っていて、いやいやいやライブ出来てくださいと胸の中でつぶやいてしまったりしました。その後、「ラララ-ソソソ」について。せつない曲と詞であるとのこと。総じて自然な感じのトークで、新人でここまで自然に喋れるってのは凄いなと思いました。
ラララ-ソソソ」でミニライブは終了。全部で3曲と、リハよりも曲数が少なく、ちょっと物足りない気も。時間も15分ぐらいかな。5分の休憩後、握手会へ。ミニライブ後にCDを買いに並ぶとすんなり買うことが出来た。その時の番号が170番ぐらいだったので、全体としては200ぐらいが出てたのかな。握手は流しがすごーく早い。この間の小川真奈のイベントよりも1.5倍ぐらい早い気がしましたね。この規模でそんなに流さんでもと思ったが、まあイイや。「今度はライブで来てね」と伝えると、笑顔で「ありがとうございますー、ぜひー」と答えてくれました。
握手会のあと挨拶があり、イベント終了。14:38頃でした。
総じて、思っていたよりも楽しかったな。真野さんに音楽を感じることが出来たのが意外で、それでいて嬉しいことでした。これで年内のアイドル系のイベントは納めとなりますな。若干寂しい気もしながらも、最後にまた良い出会いがあったので良しと致します。小雨の降る寒い中、雨に濡れながらも素敵なステージをこなしてくれた真野さんに感謝。