20090722 雨のち曇りのち晴れ

夜中の寝付いた頃に、ドシャーと凄まじい雨。同時にガラガラとカミナリ。降り込んできたので、急いで窓を閉める。朝起きると雨はやんでおり、前線が南下したために実に涼しい。通勤途中に雨が降らないのがとてもラッキー。橋を渡る途中で川を見たら、今年一番の荒れ具合。
今日は日本で皆既日蝕が見られる日。当地でも最大90%ほどの日蝕が見られるということで、午前中はみんな気もそぞろと言った感じだった。でも、朝の時点では雲が厚く、「多分見ることは無理だろうな」と諦めモード。10時過ぎか、トイレに寄ったついでに窓をふと見やると、雲間に3分の1ほど欠けた太陽を見て、ちょっと興奮。当地最大の食は11時前。その頃になると周りがどんどん暗くなってて、「食が進んでるんだろうな」と言うことと「雲がまだ覆ってるんだろうな」と言うことを同時に思い、食を見られないんじゃないかと寂しい気持ちになっていたのだが、ふと外を見ると差した光が自動車のフロントガラスに跳ね返ってるんですよ。「おお、こんなに暗くなるんだ」と思い急いでバルコニーへ。うちの部署のトップと某役員も来てたので、まあイイや。見るからに太陽が小さくなっていて、変更ガラスで見ると太陽は更に小さく、一筋ぐらいの細さ。そんな太陽を実際に見ると、わかっているのに驚かされるものだ。しかも、周りの暗さが尋常じゃない。全体的に暗いというのに、空からは太陽光が鋭く届いているという異様な光景。これも良かった。でも仕事があるので5分ほどで職場へ戻る。みんなの耳元に「凄いよ」と囁くと、何人かがすたこらとバルコニーへ向かっていった。
やがて空に明るさが戻り、何事もなかったように日常が帰ってくる。でもなかなか興奮は冷めず、仕事もいつもよりは進まなかったな。夕方になると雲も少なくなり、すっかり晴れ。それでいながら涼しく過ごしやすい天気で一日は過ぎていきました。
帰宅後は録画したNHKの特別番組を見る。硫黄島と小笠原の船上のライブが良かった。でもネット版のほうが変なタレントのコメントとかがなくって集中できたかな。画質も充分だし。良かった良かった。