HMVミュージックライブ「南波志帆」@ リバーウォーク北九州


巷でちょこちょこ話題になってて気になっていたので、南波志帆のライブイベント行ってきました。 2nd mini Album「君に届くかな、私。」発売記念、九州エリアのフリーライブ&サイン会です。
会場は北九州のイベントならココと言うことで、リバーウォーク北九州1Fミスティックコート。14:00からと16:00からの2回まわし。ヲタ客は10人ほどかな。地元でのイベントと言うことで、関係者の方が多く集まっていました。そのため、イベント会場と言うよりも、同窓会会場みたいな和気あいあいとした雰囲気で、和まされました。
衣装は、上段がモノトーンの縞模様で下段が花柄のワンピースに黒のベスト。黒のタイツ、黒のブーツといった出で立ち。髪は、左の頭頂部でひとくくり。前髪あり。スジとしては歌姫系?
イベントは25分ぐらい。セットリストは以下。

  • 1.「宇宙の中のふたりぼっち」
  • 2.「じさくじえんど」(2回目は「プールの青は嘘の青」)
  • 3.「それでも言えない YOU & I」
  • 4.「みたことないこと」
  • 5.「クラスメイト」

構成としては、MCなどのおしゃべりは少なめにして、ギュッと曲をつめこんだ感じ。まとまったトークタイムはほとんど無かったので、何度も自己紹介をしていて、4曲目と5曲目の間に「3回目ですがこんにちは、南波志帆です」と言っていたのが微笑ましかったです。が、基本は曲中心で、アーティスト志向が売り方にあるのかなと思いました。
生で見た南波志帆のイメージとしては、「等身大の16歳」と言ったところかな。この手の子では珍しく、その年齢通り素直に見え、それは一方では地味と言えるんだけど、一方ではナチュラルさが出ているとも言えるのかもしれない。そう言った意味では異色。
そして全曲生で歌っていました。物怖じするわけでもなく、堂々とした歌い様でした。歌の特徴として感じたのが、リズム感の良さと声質。微細なリズムも上手く取って歌にしてましたし、あの声質であれだけ安定した歌を歌える子は少ないかな。意外と声量も豊かなんですよね。
歌うときに無表情なのは、曲のコンセプトに合わせているのかな。歌と歌の間に、表情が崩れる所があったりするんだけど、その笑顔はとても素敵でした。だから歌ってるときに表情がないのはちょっと寂しくもあるかな。まあ、このあたりは方針があるわけだし仕方ないか。また、歌うときは基本スタンドマイクの前で、歌に集中といった感じ。ただ、4曲目の「みたことないこと」は、出だしと間奏部分でステップとスピンがあって、これは内心かなり盛り上がったなあ。1回目と2回目では、2回目のメロディがちょっと不安定だったかな。でも、気にならない程度で、歌の世界観には影響していなかった。
トークでは「スイカが好き」とか「4月から東京に出たのだけど、今日は地元の友達が見に来てくれてる」とか。アルバムについて「成長した私が見られる」とか。「初めてのサイン会なので参加をよろしくお願いします」とか。「昔から家族とリバーウォークによく来ていて、この噴水も良く見てました」とか。ラブミルクのCMが始まったことに対して「CMの時にはトイレはちょっと我慢して見て欲しい」とか。少ないトークタイムでしたが、ほっこりするMCを交えてました。
イベントの後はサイン会。参加券があれば色んなものにサインして貰えるようで、私はCDそのものにサインをしていただきました。サインを書き終わるまで結構時間がかかるので、その間結構話せるんですね。楽しかった。列もかなり長くなっていまして、みんな楽しそうにしてましたね。
多分、他会場では味わえない、ほっこりまったりした良い雰囲気を味わえました。わざわざ小倉まで行った甲斐があったなあ。良いイベントでした。