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講談社 日本の歴史05 坂上康俊「律令国家の転換と『日本』」

奈良時代末から平安時代前期を取り扱う。桓武以降が取り扱われるが、人物はそれほど興味深くは描かれていない。出色は社会変化の描写。国際情勢を背後に成り立った律令国家と、その後の安定による社会自体のズレがとても良くまとめられている。特に官僚機構と在地機構、税をとるものとられるもののやりとりが興味深い。時代と共に消えた村落の指摘も面白かった。