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FMシアタ-「春を待つ雪」感想

福井局制作 2013年1月19日放送
作:伊佐治弥生 演出:三浦大 技術:垣田和史 音響効果:澤田智哉
出演:西原亜希 小島藤子 中尾達也 西堀有美 内嶋淳浩 田所龍臣 斎藤美由紀 中川美穂 三上光代 津田あず美 和歌莉乃愛 酒井海音 菊池咲良
あらすじ → FMシアター 2013年 放送済みの作品 : NHKオーディオドラマ
ブラボー! 母となる人の迷い・許し・決断、過去の呪いの言葉・過去と向き合う独白。展開、演出、音楽、すべてがFMシアターのお手本のような作品でした。西原亜希さん、上手いですね。
主人公が主であり、その周りはすべてが周りにあるだけ(役割で終始)。でも、それでいいんだと思う。だからこそ、主観が生き、主人公の気持ちにリスナーが寄り添うことが出来る。これぞ物語だと、これぞ僕の好きなラジオドラマの醍醐味だと実感しました。
小島藤子さんは17歳の妊婦役。自由奔放で自分の感情に素直で、主人公の心を開く役割。だからそれほど複雑な役ではないのですが、それだけに突き抜ける演技が求められています。それは映像作品ではあまり彼女には与えられない役柄*1ですが、それはしっかりとこなしていました。あと、声だけだと結構幼く感じたのも新鮮でした。まだまだこれからが楽しみですね。また、小島藤子さんの福井弁というのが聴けるのも、この作品の特徴ですね。

*1:映像だと雰囲気女優としての役割がどうしても大きくなってしまう