つらい

すべては流動的に推移する。若いなら尚更だ。変わらずにいて欲しいと願っていても、もう次の瞬間には変化していて、それを止めることは出来ない。出来得ることならずっとずっとこの時が続けばと思ってはいたのだけど、時の流れは残酷にすべてのものを変えていく。変化は成長でもある。成長には痛みが伴うものだ。他から見ればチクリと指先をさすようなわずかな痛みなのかもしれない。それでも僕は、心臓をえぐり取られるような鋭い激痛を感じ、しばし身動きが取れなかった。
つらい。つらすぎる。イベント後からバス・高速バス・帰宅途中とずっとずっと考えてました。わかっているんです。冷静なエントリはまたあらためてUPしますから、今日だけはこの気持ちを吐露させてください。
DVLを知ったのは2006年のどんたくから。それから3年以上、彼女たちの素晴らしいパフォーマンスに魅了され、その成長に力を与えられてきた。いつかはこのような日が来るとは思っていたけれど、それがこのような形になるとは思っても見なかった。雅理ちゃん、彩友美ちゃん、えみりちゃん、那奈ちゃん、裕紀乃さん。この、最高のパフォーマンスを見せつけてくれてきた5人が一度にDVLを抜け、突然新生DVLになるなんて言われても心の整理が出来ないよ。それだけ濃密な3年間だったし、彼女たちがいたからこそ、自分も日々の生活にハリが出て、くじけずにやってこれたんだよね。それだけに、これだけの大量の異動が、自分には辛すぎる。
わかってる。わかっているんだよ。DVLのLはLessonのL。若い次代を担う子たちの場であるって、わかってるんだよ。僕はDVLが好きだから、どんな形になろうが応援していく覚悟を持っているんだ。DVLそのものに力を与えてもらったし、これまでのメンバー変更にも付いていったし、新しい子たちが成長著しいのも充分わかってるし、みんながみんな大好きなんだ。
でもね、雅理ちゃん、彩友美ちゃん、えみりちゃん、那奈ちゃん、裕紀乃さんの5人もDVLなんだ。箱としてのDVLは変わらないけれど、彼女たちがいてのDVLだったんだ。だから、この一度の異動に戸惑わずにはいれないんだ。本当に素晴らしい3年を過ごすことが出来たのは彼女たちがいて彼女たちのいるDVLがあったからこそなんだ。その思い入れからどうしても躊躇してしまうんだ。
わかってるんだよ。雅理ちゃん、彩友美ちゃん、えみりちゃん、那奈ちゃん、裕紀乃さんの5人も、次のステップに行かなければならないと言うことは。ずっとDVLにいることが彼女たちの進む道ではないと言うことは。彼女たちは、それぞれがそれぞれに様々な広い選択肢の中にいる。その中から彼女たち自身の意思に叶った、それでいて幸福な道を選んで欲しいといつも僕は強く願っている。だからこそ、この変化は彼女たち自身の成長でもあるし、彼女たちが進む道であるってことはわかっているんだ。
が、僕と彼女たちを繋ぐものはDVLのステージのみであり、それ以外は僕には望むべくもない。それは当然のことなんだ。自分がここにいる限り、それは至極当然のこと。でもね、それだけに断絶を感じてしまうんだ。凄く勝手なことなんだけど。それは彼女たち自身の成長にも選択にも全く関係のない、全く自分本位の事なんだけど、自分がいかに卑しいか、底が浅いかを知らされるようでとても怖いんだけど、今日だけはこの悲しい辛いという身勝手な気持ちを吐露させてください。
辛いんです。。。