岡谷公二「原始の神社をもとめて 日本・琉球・済州島」平凡社新書

本のはじめの方は済州島の堂をめぐるお話し。そして韓国の多島海の堂。日本の神社、沖縄の御嶽と、その関連を述べる。初めの描写は探検隊のそれで面白く、中盤以降はそれぞれの発達や関連を説明。最終的に、済州島・九州・沖縄をつなぐ帯を提唱。
全体的に興味深い内容で、とても面白く読めた。ただ少し注意して読まない間違えるなと言う部分もあった。