Dream5は教育テレビのバラエティ「天才てれびくんMAX」の番組内オーディションで選ばれた4人と、てれび戦士である重本ことりのユニット。2009年の春から全国でオーディションがおこなわれ、審査の様子は番組でも逐次取り上げられた。そして2009年11月にエイベックスよりCDデビュー。重本ことりと日比美思がヴォーカルで、大原優乃・高野洸・玉川桃奈の3人がバックダンサー。
熊本パルコの1F店頭イベントスペースは通町筋から下通の入り口にあたり、熊本の中でも一番の人通りの多い場所。目立つ場所ではあるけれど、場所的な制約が大きく人が大勢集まることが出来ない場所でもあるかな。観客は小中学生の女子や親子連れが多し。200弱ぐらい。
18時前からリハーサルの音合わせ。2曲を途中まで。衣装はCDジャケットと同じ。玉川桃奈は帽子をかぶり、アンダーは重本ことり以外はパンツで、重本ことりだけがスカートにスパッツ。髪型はジャケットと違い、重本ことりが頭の右上でひとむすび。日比美思が低い位置でふたつむすび。大原優乃が高い位置でポニーテール風にふたつ結びでした。メンバーは気さくに観客の女の子たちに笑顔を振りまき、手を振っていました。
18:05から少し遅れてイベント開始。
- 自己紹介
- 1.「I don't obey 〜僕らのプライド〜」
- MC(曲について)
- 2.「JUMPIN’TO THE SKY」
- MC(休憩+熊本について)
- 3.「I don't obey 〜僕らのプライド〜」ロングバージョン
- 撮影会
- ステッカーお渡し会
イベントは観客が「ドリームファイブー」と呼び込んで開始。ことりが「こんなにたくさん来てくれてありがとう」とお礼を述べ、まずは自己紹介。一人一人が自分の名前を言っていきます。全員で「5人揃ってDream5」と叫んだあと、1曲目の「I don't obey 〜僕らのプライド〜」へ。
1曲目と2曲目の間のMCでは、次の曲のついて紹介。脇菜々香ちゃんが振付をしたことや「さわやかーな曲でさわやかーな振付」になっているとのこと。友情がテーマだとも言ってたかな。で、2曲目「JUMPIN’TO THE SKY」。結構しっかりとした振付の構成になっていて、ワッキーナやるじゃんって感じ。特に間奏の部分だったかな、メンバー同士で指を差したり差されたりするところがコミカルで面白かったな。
2曲目が終わってメンバーが水分補給している間に、スタッフがDream5を紹介。天てれのことやオーデのことなどを説明。そしてメンバーMC。重本ことり・日比美思・玉川桃奈の3人が熊本に来るのが初めて。高野洸はダンコンで来たことがある。大原優乃は出身が鹿児島で隣りだから来たことあることのこと。ことりはMCはお手のものらしく、今晩熊本で食べるとしたら何が良いかを観客に聞いていた。ラーメンとか太平燕とかが出てたかな。そして次の曲について。1曲目の「I don't obey」と同じなのだが、振付とかが違うロングバージョンとのこと。なんでも1曲目は天てれバージョンだそうだ。
3曲目が終わり、一旦メンバーが休憩を取った後で、携帯で撮影会。メンバーが上手から下手へ順にポーズを決め、それを観客が自由に携帯で撮って良いという形。んで、その後がCD購入者限定のステッカーのお渡し会。ステッカー自体はスタッフが配るので、ステッカーをもらった後にメンバーの前をバイバイしながら通り過ぎるものでした。ちょっとこれはあまりにあっさりしすぎだったかな。最後に「今日は本当にありがとう」とメンバーが声を合わせて18:45ぐらいにイベント終了。
今日は福岡キャナルシティで正午からイベントをしたあとの強行スケジュールながらも、少しも疲れた様子が見えませんでした。元気一杯な様子です。全体的なイメージとしては、思っていたよりも上手い。Dream5については、曲もダンスの振付も好みじゃないのでそれほど注目していなかったのですが、実際目にするとそのパフォーマンスの高さに驚かされました。オーディションでは本当に力のある即戦力が集められたんだな、と。普通のイベント行っても、ここまで出来る子たちはそういません。ヴォーカルのふたりは生歌でも安定しています。そして、特にダンサーの3人は、表情もしっかり作って、それでいながらダンスも魅せる、確固たる実力を見せてくれました。実際生で見ないとわからないものだなあと思いましたね。この即戦力感こそがオーディションだよなあと実感しました。みんな上手いし、場馴れしてますもん。ぽっと出のデビューしたての子だってここまでは出来ないよね。今日の様子を見て、ガチのオーディションだったんだなと納得しました。
重本ことりは即応力があるね。MCでは常に主導していたし、しっかり観客とコミュニケーションをしていた。曲中も、後ろの歩いてる人に手を振ったりと意識も高い。日比美思は声が細く感じたが、それでもメロディーは安定していた。高野洸くんは、よく考えたらMJのイベントで見たことあったわ。おっきくなったなあ。はにかみ笑顔としっかりダンスが特徴的です。大原優乃は、あのちいささで一番上手く笑顔がつくれてたし、楽しそうにダンスしている様子が良かったな。大原優乃には一番驚かされました。玉川桃奈も充分。他のメンバーよりもクールな様子が出ていて良かった。
それほど興味のなかったDream5でしたが、ステージを見てみるとなかなか。曲としては「I don't obey 」よりは「JUMPIN’TO THE SKY」が好みかな。これからも何か展開があるとすれば、とても楽しみです。まあ、もともとがことりのためのユニットという形で作られているので、これからは実力者であるオーデ組の個性も生かした形になるともっと面白いかな。もう一個別の、例えばダンスチームのオーディションを来年やって、そっちと競わせるのも楽しいかも。なーんて、妄想しちゃうくらい興味深いイベントでした。イベントの場所の都合上控え室がなく、休憩中の様子が見えたのも面白かったな。
楽しいイベントでした。CD購入記念のステッカーはサイン入り。しかも印刷じゃなくって、ペンで直接書いたのがわかるサイン。だから色写りとかしてるし消えてたりするけど、だからこそ価値があるよね。長持ちはしないかもしれないんでキャプっとこうっと。
