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丸山裕美子「正倉院文書の世界 よみがえる天平の時代」 中公新書

奈良時代を、豊富な正倉院文書とエピソードで紹介。これはとても面白かった。正倉院におさめられているものの紹介から、当時の社会や制度・たべものなど幅広く取り上げている。また、取り上げられている人も、果ては天皇皇后から木っ端役人や下々の僧まで。それでいながら一つ一つのエピソードがとても面白い。人物も生き生きと描かれていて印象深い。
ハードカバーの同時代史よりもずっと魅力的な著作で、なんども読みたいと思った。