慶次郎縁側日記2「昔の女」

お手先である辰吉の過去と現在が交差し、慶次郎の人生とも交わる。慶次郎の娘を殺した父を持つおぶんが、慶次郎とともに辰吉を追う際に親子に間違われる場面の描き方が秀逸。こういう話の積み重ねが生むストーリーが素晴らしい。他は、辰吉役の遠藤憲一の演技が光っていた。おぶん役の邑野みあ。端役で地味な役ばかりではあるけれど、こうしてどんどん役に挑戦していく姿には感銘を覚える。来週は、今週のこの話を繋いで、いよいよ慶次郎を中心とした本編へ。楽しみだ。