前週でついに人としての道を完全に踏み外してしまった二人。笹垣は二人の道筋を追い、ついにその足下までたどり着いていた･･･。
前週も涙涙でしたが、今週も涙涙してしまいました。もう完全にあっち側に行ってしまった亮司。彼は一人きりだと思っていた。が、彼を見守る目は実は複数あって、それは彼の母親であり、彼の幼少期を見てきた図書館司であり、笹垣だった。この亮司を見る目の、それぞれの感情表現がとても素晴らしくって、涙が止まらなかった。しかし、あっち側に行ってしまった亮司は、その愛情を返す方法を、通常の抱きしめるという表現ではなく、笹垣の胸にはさみを突き立てることで表現しようとするのである。この瞬間の亮司こと山田くんの表情がとても鬼気迫るものであり、次週の最終回を心待ちにさせるものだった。
ん〜、最後の最後まで本当に楽しませてくれるドラマだ。
