20070303

ヴィンランド・サガ」はアクションが少なくなりましたね。上手いし面白いけど、それだけに政治的な部分とかその他大勢のヒトタチの描き方には違和感。あとキリスト者の愛についても独自すぎて目まいを覚えてしまった。
蟲師」の8巻。表紙が地味すぎて危うくスルーするところでした。白眉は「冬の底」。冬から春への描写が秀逸。寒さと暖かさが日々入れ替わる今の季節に丁度良いですね。「隠もり江」は柳川を素材にしたクリークの絵が綺麗。「泥の草」は惜しいなあ。もっと粘着質に心にへばりつくような、クドい描写が欲しかった。