20100907 夢のはなし

割と良く夢を見る方だ。今朝も夢を見た。
福岡方面から小倉へ向かう道。マイカーで進む。緩いカーブが続き、ふと気付くと波間に揺れている自分に気付く。寒くもなく、濡れてる感触もないのだが、海に落ちたのだろうと思った。運転中にカーブを曲がりきれなかったのだろうか。
近くに住むおばさんに助けられた。浜に上がり、おばさんの家に身を寄せる。おばさんの家は自動車修理工場で、恰幅の良い旦那さんがいる。ふたりとも感じの言い方で、すぐに警察を呼んでくれるとのことだった。自分は海に落ちたマイカーをどうしようか悩む中、警察が来てあれやこれやと言ってくる。どうも自分の言葉を信じていないらしい。
警察とヤンヤヤンヤやり合ってるうちに嫌になり、ふとこれが夢だと気付く。気付いたけど、どうするでもない。おじさんおばさんと世間話をしながら「これは夢だなあ」と思うばかり。「福岡から小倉に向かう道で、海の迫った海岸線なんか通らないしな」なんて考えていると目覚まし時計が鳴る。
それを聞いて「あーあ、起きたくないなあ」と思いつつ、夢と現実の境なんて関係なく、さも当然にベットから起きあがる。夢と現実、入れ替わるときのこの境目の無さが変だよなあ。差があるはずなのに、あまりに素直に受け入れるもなんだよねえ、なんて首をかしげながら、出勤の準備をしていた慌ただしい朝だった。