九州街道物語

松浦氏の内部抗争「飯盛城の攻防」について。宗家松浦氏と分家平戸松浦氏。戦国時代に貿易で宗家をしのぐ勢力を得た平戸松浦氏。平戸松浦氏は1497年に宗家の城を次々と攻め落とす。少弐氏のバックで宗家が盛り返し、1535年に飯盛城を築城。平戸方である松浦隆信(道可)は飯盛城に迫る。1542年の第一次攻防では和睦。20年後の第二次攻防にて攻め落とされ、宗家松浦氏は平戸松浦氏に屈服。目前には豊臣秀吉の九州征伐が控えていた。平戸松浦氏は豊臣秀吉に従い、九州の所領を安堵されることとなった。