劇団無限研究所所属であり、DVLでもある八木裕紀乃さんが出演するということで、一日目第一回を見てきました。裕紀乃さんがやったのは「子ほめ」(子ほめ - Wikipedia)。少々ぎこちなかったものの、しっかりと演じきっていましたね。DVLの時には見ることの出来ない様々な表情や声の演じわけなどが新鮮でした。DVLのダンスだけでなく、こういったものにも挑戦するバイタリティの豊富さに感心させられどおしでした。
スタジオには高座が用意されており、演者はそこで正座しての落語。衣装はみなさんジーンズに色違いのTシャツで、一番最初の全員挨拶のときだけ張りぼての羽織を使ってました。正座に難儀しているヒトがチラホラいて、これが実に微笑ましい。(ま、それも演技なのでしょうけど)。
さて、全体を通してみると、話芸というのはつくづく難しいものだなあと思いましたね。演じると言うことと話芸は全然別だなあと。みなさん面白かったのですが、私が見た回で「話芸」らしいなと思ったのは渡邊さんだけだったかなあ。話すリズムにしても、表情にしても、演劇と話芸は全くもって違うんですねえ。でもこういった挑戦は面白いですね。
右松さんと上田さんは見たことがあったのですが、それ以外の方は初見。徳永さんは愛らしいキャラクターを生かしてましたし、重富さんのお噺は真剣さが伝わってきて好印象でした。芦塚さんはそつない感じで、上手いんだなあと思いました。
こういった面白い試みがあれば、次回も是非見学させていただきたいですね。ちなみに、おひねりは映画一本分ぐらい入れましたよん。
アクティブハカタよかよかブログ:劇団無限研究所実験劇場！
アクティブハカタよかよかブログ:無限実験劇場終了！
あー、落語で思い出したけれど、「ちりとてちん」録るだけ録って、まだ見てないんだよなあ。好評だけにさっさと見なきゃいけないんだけど、まだ「砂時計」すら全話見れていない状況だけに、いつ見られる事やら。貫ちゃんの落語ってどうなんだろうね。悪い噺は聞かないので、いいのかも。
