中学生日記「彼女たちの向こう岸 第一回 子供はわかってくれない」

みれいゆ主演。脚本は今をときめく唯野未歩子
若さと年と。あっちとこっちと。つらい。見ていて辛くなる。実に非現実的だけど、唯野未歩子の世界には惹かれるものがある。雰囲気であり壊れかけた世界であり危うさであり自分自身である。やんだときに見ると逆の意味で心地よくなる作品だろう。唯野未歩子の中の自分と他者ってのはなかなかに面白いテーマだ。第二回ではもう一人の他者からの自分を見るものになるようで、この辺りは地底人伝説とかぶるものがあるね。