光る君へ 第1話「約束の月」

陰陽師か。安倍晴明が星を見てるのね。天球儀もある。目の下に隈。凶事の始まり。
これが藤式部かな。幼少期からやるのね。肌がテカテカで綺麗。雨漏りのする貧しい家だが、鳥を飼ってるのか。ちゃんと下男下女がいるっぽい。
漢籍の講義をしてる。これは有名なアレかな。
母上は優しい人なのかな。そして楽天家なのか。藤式部は「まひろ」と呼ばれるのね。
母は琵琶を弾く人。
雨に濡れた廊下を拭いてるのは下男下女ではなくまひろで、弟は講義を聴いている。まひろはそれを掃除しながら覚えてる。
ここでOP。イメージビデオみたいな感じだ。最近のイラストとかじゃなくて、実写を使ってる。京の都も、ミニチュアかな。
藤原兼家は段田さんか。男子ではなく女子を望んでるのね。この三郎が道長かな。
兄弟妹間でギクシャクしてるね。
藤式部の父、藤原為時の説明。妻に「殿」って呼ばれるのね。藤原宣孝佐々木蔵之介か。明るく、まひろにも気に入られてるのね。まひろが問い合わせるのは、彼女がもうすでに大人っぽいってことかしら。
任官のために兼家のところに行けと助言する宣孝。
長子藤原道隆は、笛はあまりうまくなさげ。兼家の家族団らんの場を訪ねてしまう藤原為時
詮子は、三郎がお気に入りなのね。次男の道兼は冷酷そうだ。詮子も道兼を嫌ってそう。そして道兼に意地悪されても笑って明るいのが三郎なのね。
お!お百度参りにちゃんと下男を連れて行ってる。まひろも一緒にいくのね。
百度参りをしてる間に、為時が正妻「ちやは」のもとを離れる描写も入れてくるのね。面白いな。子供の目から見る妻問婚を初回にやるのね。
人事異動きたあ。天皇臨席なのね。円融天皇。しっかり頷いてる。藤原為時の自薦文、かなり不遜だ。天皇もいらついた顔しており、枯れ葉落つ。解けかけの氷に枯れ葉落ちる春というなんか変な感じ。
まひろ。御髪は二つ結びなのねえ。藤原為時が自薦文で指摘した者、そして秦の始皇帝の後の二世皇帝をほしいままにした人物=いまのそれに値する人物とは誰のことかしらね。「お前が男子であったら良かったのになあ」って、この官位を得られなかったときの言葉としたのね。その言葉にたいして、微妙な表情をするまひろ。嬉しがってはいないみたい。お、今読み聞かせてるのは趙高の「馬鹿」の下りだな。
漢籍の読み聞かせをムッチャ嫌がってる長男がリアルだwww
鳥にやる餌がないので解き放ったらというまひろに「一度飼われた鳥は、外の世界では生きられない」「だから最後まで守ってやらなければならないの」って、この作品のテーマかな。
下女だけでなく、下男までいなくなるのか。大変だ。
そんな貧しい状況をよそに、権力の上流では有力者2者から天皇への嫁ぎがあり、政略工作が激しくなるのね。
円融天皇と詮子の会談。「この夜、安倍晴明の館に雷が落ちた」www 安倍晴明のもとには奇異の姿のものがいるのね。
宮中の噂の映像化www 「内裏の雀ども」www 不穏な音楽のなかで「詮子の入内は吉である」と言い切る兼家www 政界工作の妙技を嫡男に吹き込んでるの、最高だな。
次男道兼は不機嫌そう。弓の稽古をしてるが、それほどの使い手でもなさげ。しかし兼家のお屋敷はすごいな。為時の屋敷との比較だろうが。
母、道兼、三郎で食べてるのは何かしら。餅?
母と道兼とも知らぬところで詮子と文を交わしている三郎。道兼の不満は、兼家と道隆ばかりが政治の話をしており、自分が蚊帳の外だからか。三郎にいきなり暴力を振るいだす道兼。やばっ。手づからの暴力で三郎に血まで流させてるの、穢的には大丈夫かしら。
兼家と時姫ふたりきりの夫婦の床の間でも、烏帽子は取らないのね。
兄道隆を清いもののままとするために弟道兼という暴力装置を作っていた父兼家やべえ。でもそれに今頃気づく時姫www
菓子に夢中の百舌彦って、道長の従者なのね。
三郎。いいとこの子なのに、散楽を見に徒歩で移動するのね。で、その時に牛車とすれ違うときには、庶民と同じように頭を下げる。位の高さを見せつけないってことかしら。これ、藤原氏の兄弟内紛を描いてる劇なのかしらね。従者が散楽を見ながらイチャイチャしてるの、面白すぎるw そして行方不明となる従者百舌彦
鳥はまだ飼っていたまひろだが、籠を掃除中に逃してしまう。川辺まで来たってことは、かなり遠くまで来たのね。ってか、よく鳥を追ってこれたな。
ここで三郎とまひろが出会うのね。百舌彦という鳥の名をもつ従者であるを見失った三郎と、飼っている鳥を逃してしまったまひろの出会い。
まひろに「鳥を鳥かごで飼うのが間違いだ。自在に空を飛んでこそ鳥だ」って、後に道長になる人物が言うの、人物がどこで変わるかが楽しみだな
「それでもひとたび人に飼われた鳥は、外では生きられないのよ」と、母の受け売りを返すまひろ。
「逃げたかったから逃げたのだ、諦めろ」という三郎。そういう性格なのね。そしてなくまひろを楽しませようとするのが三郎なのね。
ここでのまひろとの会話は、のちの二人を暗示するのかしら。
まひろが「三郎」という字を読めることに、三郎は驚かないのね。「それよりも漢文を書いて」に驚く三郎。漢文を書いてと言われ、苦手であるがゆえに「貴族の子ではないから書く必要がない」と嘘をつく三郎。
「私は帝の血をひく姫だから」って、それは脳内設定?母から教わったことにしてるから、これは三郎と同じく嘘をついてるのね。嘘をついて関係を深めるふたり、なのかな。名のりは「まひろ」で正しい名を名乗るのね。それに膝つく三郎もいいやつなんだろうな。でも、こんな形は、あまり僕はのぞまないな。
ちょうどいい時間までいたしてた百舌彦www 再会の約束。
宮中の噂の描写www そして憤懣やるかたない兼家がふと見つけたのが為時からの文。ってことは、為時が憎々しげに思ってた学がないものって、安倍晴明のことなのかしら。為時の悲壮な顔が化粧もあって真に迫っていて、良いな。東宮のもとに為時を送り込もうとしている兼家。ああ、恩を売ったあとの頼みは高くつくぞ…。はい、間諜決定www そして意気消沈しての帰り道で、道兼の暴力を目撃してしまう為時。
三郎とまひろの劇、まだ続けてるのね。位が低いのを高くみせるごっこ遊びをしてるまひろはとにかく、逆である三郎もこういうのが好きなのかな。そういう性格なのかしら。「馬鹿」の逸話を知らぬ三郎。まひろが話している内容が、史記の記載そのものではなく「唐の国の皇帝」だったり「一番偉い大臣が」だったりって、微妙に正確じゃない情報で語ってるのは、まひろが正しく覚えておらずイメージで喋っているのか、漢籍に詳しくない三郎に合わせてそう喋ってるのか。どうなのかな。
「嘘を言うものを重宝している愚か者を馬鹿というのだ」って、まひろは自分で正体明かしをやってるのね。それでも気づかない三郎に何度も「馬鹿馬鹿馬鹿」というまひろ。「もう良い、そういう私も馬鹿」ってことは、三郎が高貴な人であることにも気づいてるってことなのね。まあ、百舌彦の件を見てたし。賢しい姫としての描写なのね。
まひろ。三郎に「私が帝の血をひく姫というのは偽りなの」って、そこまではっきり言ってやるのか。そして「ごめんなさい」と謝れるのね。
まひろは賢い子だから、また来ることはないのね。
まひろの気持ちはとてもよく描けているが、ここでの三郎の気持ちはよくわからんな。
そして籠の鳥はいなくなったが、それでも籠はつるしていると。
まひろの「母上のせいではなく雨漏りのせい」っていうの。それは回り回って母のせいってことには気づいてないのかな。そして母の苦労を父に聞かせるまひろ。まひろは、女の立場に立つってことなのかな。そして為時は妻である"ちやは"には感謝せず「兼家さまのおかげ」と吹聴すると。
三郎と会う予定の明日は、お礼参りに行くことになっちゃって顔が曇るまひろ。
兼家と安倍晴明安倍晴明は夜の行をやってるので、昼間には人とあまり合わないのね。兼家の工作を受け入れる安倍晴明
東宮への講義が始まっている為時。東宮は、見目麗しいが、落ち着きのない子供だった。後の花山天皇か。自由なお子だw
百度参りのお礼参りのまひろと母と下男。まひろは早くお礼参りを終わらせて、三郎に会いたいのね。
また三郎に暴力を振るっていた道兼。道兼が従者に暴力を振るっていたことを、三郎が注意したことが発端なのね。道兼「身分の低きものを殴って、私の心がおさまれば、それでよろしいと思います」って、かなりヤバイな。で、母から注意されると、母まで誑かしてと三郎に迫る道兼。道長の愛嬌の良さを、当時の男社会の狭量さと対比させる感じにするのかな。だったら面白いな。
三郎は諍いを望まぬ優しい子だが、弱い者いじめをするものに対しては、一言もの申すのか。すこしだけ人物像が複雑になってきたが、ちょっとその背景まで描かれるかは気になるな。
まひろが走る様子を前からカメラで捉える演出が多いな。で、ここでまひろと母が逸れるのかな。
道兼、馬に乗れるのね。でも従者もつけずに行くのか。あ、道兼がまひろと遭遇し落馬したら、従者が追いついてきた。ちゃんとしてる。まひろの母が追いついてきた
あ、従者の言葉で道兼が暴走するのか。他人の評価を気にする人物なのね。うお!道兼が母ちやはを刺した!従者の目の前で!後ろから心臓を一突きって、すげえな。返り血浴びてる。まひろ自身は、まひろが走らなければとか、いろんなことを思っちゃうだろうなあ。
そして三郎はお菓子を持って待っていたが、まひろは来ず。そりゃそうだ。そして帰ってきたところで、返り血を浴びた兄道兼を目撃しちゃうのね。そして、それを見たのを見られちゃった!ホラーだ!
母の遺体を前に、まひろは目を赤めるが、声を上げては泣かない。そういう子なのね。そして従者が為時に「ミチカネ、ミチカネ」と言い、前にあの道兼の暴力性を目撃していた為時はそれが誰かを察するのか。だから「病死」ということにすると。あとは東宮に講義できなくなるからってのもあるのかな。
まひろは当然納得いかない。ここにきてまひろは感情を爆発させる。そういう子なのか。
人を殺した兄を目撃した三郎は月を眺め、殺された母をみたまひろも同じ月を眺める。そして題名が「約束の月」。約束がなんだったのかはよく分からなかったが、後にその絶頂に望月を眺め歌を読む道長と、その影でまひろも同じ月を眺めるのかしら。
次回予告。本役になるのね。
初回全体を通しての感想。思ったよりも面白かった。ちゃんと構成されてたし、なかなか良かった。