映画「夜明けのすべて」を観た

映画「夜明けのすべて」を、TOHOシネマズ 熊本サクラマチで鑑賞。
主役はPMS(月経前症候群)とパニック障害を持つ二人の男女だが、この世の中を生きていくという意味で「普通の人」なんだよね。
その普通の人が普通に暮らす。それがどんなに尊いことだろうか。
そんなことを感じた映画だった。
普通の人が普通に暮らすにはお互いに優しい思いやりがあればよく、そして相手を理解するための知識も必要。
それをとても丁寧に描いている。
また、見守っている人たちは悲しい傷を抱えた人たちで、その人達の目線や思いまでも、さり気なく描いている。
主役は上白石萌音松村北斗
二人が出演していた「カムカムエヴリバディ」はとても好きなドラマだったけど、そこで描かれた二人とはまた違う二人になっているのも良い。演技の底力を感じる二人だ。特に上白石萌音は、普段の様子と、発症した時の様子の演じ分けも素晴らしい。
いい映画だったな。もっと多くの人にも見てほしいな。